近年の○○ショックがリーマンショックとは比べ物にならない2つの理由




大それたタイトルをつけながら、毎度の暴落で資金を大きく減らしているせんどーです。

2008年、リーマンショック当時の私は、
株式投資においては知識が未熟だったものの、
何が起きたのかはこの目で見ていました。

その歴史的瞬間に退場の経験を出来た事は、ある意味運が良かったと思います。

さて、私は2つの考えから、

近年の◯◯ショックとリーマンショックは比べるほどもない差を感じていました。

1.リーマンショックは凶悪すぎる

リーマンショックはリーマン・ブラザーズが破綻しただけ、ではありません

世界的な大不況となったリーマンショックは、リーマンブラザーズをはじめ様々な金融機関が販売していたある金融商品の崩壊が原因です。

その金融商品とは、

サブプライムローンと呼ばれる高金利の住宅ローンです。

本来、住宅ローンは経済的に信用力のある人しか組めません。
プライム(優良客(プライム層))ローンですね。

サブプライムローンとは、優良客よりも下位(サブ)の層に向けられた商品で、住宅を担保として高金利で貸し付ける住宅ローンのことです。

・・・

わかりやすく解説されていたサイトを見つけたので、ここでの説明は割愛します。

リーマンショックはいつ起こった!?わかりやすく!(その1)
リーマンショックの原因!わかりやすく解説(その2)

リーマンショックから遡ること1年、初めの半年は下げが緩やかでした。
それでも下がり続ける相場は楽ではありません。


ここで、ベアースターンズの救済があり、一度は持ち直しますが、そこからまた半年間下げ続け、

リーマン・ブラザーズが破綻します。

ここからさらに半年間はこの世の終わりのような雰囲気が続きました。

  • 救済されると思い込んでいた大手証券会社の破綻
  • 証券化されたサブプライムローン商品の一斉売却
  • セット売りでどこにサブプライムローンが紛れ込んでいるのか把握しきれない状態
  • 大赤字で倒産多数、経済の回復の目処がまるでたたない

1年間の長い下降トレンドで20%は下げ、
そこからさらに半年間、急角度で下げる

指数は最終的に50%近く下落。

1銘柄決算の被弾で30%下げても辛いのに、50%の下げが全銘柄でという事ですw

1年半は短いと思うかもしれませんが、近年のギリシャショックや、チャイナショックなんかは長くて数ヶ月?

ブレグジットやトランプショックはあっという間に回復です。

下げて安いと思って下手に買ったところからジリジリ何ヶ月も下げ続け、
さらに下げが急加速する恐怖は当時を経験していない投資家でも怖さがわかると思います。

私の保有株は1/4まで値を下げました。
現物でもキツイのにこれを信用全力で買っていたらどうなるのでしょう。

はい、退場です(^ω^)

100年に1度と言わしめる、この恐ろしい下げがリーマンショックです。

※サブプライムローンの証券化、加熱した経緯なんかはわかりやすいと思います(リーマンショックを題材とした映画です。)

2.経済にはサイクルがある

2つめです。

経済にはサイクルがあります。

これも解説サイトを探そうと思ったのですが、意図する記事が見つからず。

簡単にかくと、

景気が悪くなければ中央銀行が金融緩和をして、景気UPに働きかけ、
景気が戻って来ればインフレになりすぎないよう緊縮して元に戻します。

雑ではありますが、先ほどのチャートに金利の引き上げ引き下げを描いてみます。

赤が引き上げ、青が引き下げですが、
景気が悪くなれば金利を引き下げ、経済を回復させようとしているのがわかります。

ついでに傾向を見ると、
金利引き上げが始まった頃はまだチャートが強いことがわかります。

それもそのはずで、
金利が引き上げられるほど、景気が良いと言えるからです。

個人的に危ないと思っているのは
もう金利が引き上げられない=景気が鈍化している
頃かなと考えています。

米国は現在、景気が良く、金利引き上げ真っ只中です。

私がこれまで強気でいたのは、
サイクルがまだ金利引き上げの段階であると考えていたからです。

近頃のなんとかショックも、
上げの中での下げ、くらいの感覚でした。

とはいえ、予想することは無意味ですので、
投資では状況をみながら判断をする必要があります。

本来、この景気の良さであればもっとハイペースで金利を引き上げても良い気もしますが、
リーマンショックのことが頭をよぎり、簡単にはあげられないのでしょう。

一般的にサイクルは7、8年と言われるものから伸びているのは、そのせいもあると思います。

ちょっと日本の話をします。

リーマンショック以降、震源地ではないはずの日本は全く回復できない状態が続きました。

これは日本銀行、当時の白川総裁がインフレになることを恐れ、金融緩和に消極的であったためです。

そこから長い時を経てアベノミクスが始まり、
ようやく景気が回復してきているところ・・という状態です。

賛否両論あると思いますが、
教科書的には不況を乗り切るために金融緩和は基本的な手法です。


まとめ

  • リーマンショックの下げは100年に1度と言われるほど酷いもの
  • 景気にはサイクルがあり、上昇過程(もう終盤に入ってきた)にある

ですが、この先金利を引き上げられなくなる時期が必ず訪れます。

景気のサイクルが下降に転じる時、今までと同じ投資スタイルではいけない
ということは意識しておかないといけません。

個人的に悩ましいのは、
米国が緊縮に入った段階で、日本が緩和を続けていたらどうなるかということなのですが、

日本のことなのできっと米国に引きずられるのでしょうw

※経済については30分で理解が深まる動画がありますので、最後にそちらを共有します。